精巣会社の再生の敵は嫁ブロックだった話
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ゲストこれはとある清掃会社さんです
この会社も借金苦で全然首が回らないんですけれど
ただこの会社いわゆるアリーナとかの特殊清掃やってる業者なんである種の既得権益を持った会社なんですよ
だから全然債務超過でも大手のコンサートホールとかから発注が来るわけ
何かああいう特殊清掃ってとにかくテクニックでは速さとか効率性が大事だから普通の清掃業務とは全然違うらしいんだよね
あと同時にやる業務が夜中に特化した清掃っていうのは今減ってきてるんだって
その点においてそこは経営状態がよくないんだけれどもPLは全然いいっていう状態なのね
だから債務消してしまえば一気に再生することが簡単な会社なんですよ
ここの会社に国際ホールみたいなものを運営する側の社長から「ここを救ってくれ」って依頼があったの
で作った後に資金も出すからここの会社を子会社にしたいから再生してくれっていう話だったのよ
その救われる方の社長も「ありがとうございます」って形で最初はすごい協力的だったの
言われた資料は出すしレスポンスも早かったわけ
でもそれが10月ぐらいだったのかな
けどなんか年末にかけて徐々にレスが遅れてき始めたのよ「今日体調悪いんでミーティングはすみません」と何かちょっと雲行きが怪しくなってきたわけ
「この数字どうなってますか」って言っても
「すみませんちょっと今ダメで後で返します」って返事が来ないみたいな
だから中途半端な再生になっちゃってるんで
「このままだと紹介した依頼人に迷惑かかるから非協力的な感じだったらこっち外れますね」っていう話を伝えたの
そしたら急に連絡がここだけ早くて「会いませんか」っていう風に手のひらを返したわけ
「何なのこのていたらくは」って話をしたわけ
そしたら原因が分かったんですよ
嫁ブロックだったんです
嫁が裏で糸を引いていたというか「あんたこんなんでいいの?」みたいな
俺らの提案が気に入らなくて嫁ブロック発動されてたらしいんですよ
奥様が当時経理をやってた部分もあって財務的な開示の部分が滞ってたの
この嫁が旦那に資料を出し渋ってたんだなってことが分かったわけよ
一連の再生の中でもやっと新しい新会社の方で200万円くらいの金がプールできてたわけ
当初うちは優先でスタッフの給与として払う予定だったわけよ
ほか全部返済止めても社員だけはまず払えって風に言ってたから
けれどこの嫁さんはこともあろうかその200万円を自分のおばさんに優先的に返済しちゃったのよ
当時の債務にのってなかったんだけれどいわゆる簿外債務社として家族でおばさんに借りてたわけよ
そっちに当てちゃったわけ会社の金を
「ふざけんな」ってなって会った時に「嫁に今すぐ電話しろ」って言って電話させたの
で「役員でもないあなたがどの権限で会社の金動かしてるんですか」って
会社の金を勝手に持ち出してる横領なわけよこれって
「社員の今月の給料どうすんだよ」って
「そしたら事業も止まるから今後の返済原資も全部止まるぞ」って
「ふざけんな社員たちに今からこのこと伝えて全員でお前に対して横領で訴訟起こすぞ」って
ある種の恣意的な偏頗弁済なのよこれって言ったら明らかに慌てるのよ向こうが
「今日中におばさんに連絡取って会社に金返しに来い」ってすぐに行かせたの
でも返ってきたの200万だったのよ
ふざけんなと一連で責任取ってもう100万追加で借りて来いってだめ押ししたのよ
200借りられるおばさんだったらもう100引っ張って来いよ
もう完全に悪乗りなんだけどしょうがないじゃない
そしたら追加でおばさんから100万ゲットできたと
これで社員の給料当初200じゃ足りなかったんだけど満額で払えたからよかったなって
ここの業界は嫁ブロックっていうのがよく起きるんですよ
これ役員とか意思決定者の関係者ならまだ分かる100歩譲って
往々にして嫁さん役員じゃないただの経理とかのケースもあるわけですよ
となるとガバナンス的には本来経営に介入しちゃいけないんですよ
だからお前何やってんだと今回そういう形であったんだけれど
あとよくあるのは役員ブロックっていうやつですね
2~30億くらいの会社になってくると役員の数も5名くらいになってきたりするから
こういう有事の時になると意見が分かれるわけですよ
「まだまだ頑張りましょう」っていうのもあれば「破産しましょう」っていうのもあるし「民事再生しましょう」って場合もあるね
そう言う中でその役員たちが社長の判断が納得いかないとか現場レベルで抵抗しようとするとわけですよ
けど社長が最初に判断したらそれに沿うのが役員であってもし抵抗するのであれば対案を出すことが抵抗なのよ
本当の意味での抵抗ってただ文句言って非協力的な対応するっていうのはただ職務を果たしてないだけなのよ
だから「お前ら対案出せ」って絶対言う「ないんだったらお前ら黙ってろ」って
抵抗するんだったら対案出すのが正しい姿勢なわけよ
有事の時ってみんな偏差値落ちるんですよ一気に
すごい単純な思考にみんな陥るから「身内だけは守ろう」みたいな
まあ敵っていうのは身内にいることが多いので皆さんもお気を付けようということ
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