ガソスタ土地の地下は別名義の話
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ゲスト車屋の社長からの相談
この会社の事務所の形状がですね元ガソリンスタンドっぽい形だったんですよ
何でも10年前にその社長がガソリンスタンドの土地を購入したらしいんだよ
改装して今の事務所っぽくしているんだって
最近は営業不振で銀行への支払とかが滞っちゃってこのガソリンスタンド的な土地がこれから押さえられちゃうかもしれないって不安がってたんだけれど
「本当にそれ問題なんですか?」って話になったの
というのもその場所ってそんな簡単に競売で売れるかなって話になったの
ガソリンスタンドって非常に特殊な場所なんですよ
ガソリンスタンドっていうのは地下に何があるか知ってる?
燃料タンクがあるんで当然そこにも所有権っていうのが設定されてるわけ
調べたら10年前にその社長が買った時にその地下のタンクと地下の土地自体は買ってないのよ
所有権名義が変更されているかすぐに消防署に問い合わせて所有権調べろって言ったの
そしたらまだ以前の所有者の名義だったわけ
「やったー」と思ってすぐその土地の地下部分の所有権だけ俺らのチームで買い取った
結果的にはガソリンスタンドのその地上部分と地下は別々の所有権になってるわけですよ
そうなるとどうなると思いますか?
地下が俺のもの上物はその社長のもので上物に対しては抵当権が設定されていてこれから競売になる可能性がある
仮に上のものだけ競売された時に俺ら地下の人間が下の借地権だけ要求したらどうなるかなと
どうなるんだろうとちょっと面白くなってきたよね
誰も俺らみたいな土壌汚染が地下にいたら買わないじゃないかな
だから事故物件扱いになってるんですよこれ
で上物の価値が下がったら別に俺らが買い取ってもいいわけですよ
その後この社長にリースバックなりして貸付て使ってけばいいわけじゃない
なかなか面白いなと思ったわけここの場所
土地の空中権って知ってる?
土地買うときに空の分は300mぐらいで地下は40m位まで所有権がセットで買ってる認識が一般的にあるんですよ
そのそういう空中権とかっていうのを転売するビジネスもあるの
例えば上物って言ってもそんなに容積率使いきらないで建物建てることあるじゃない
そうすると余った空中権っていうのを近くのタワマンとかに容積率の転売したりするケースがあるわけ
もちろん自治体によっていろいろあるからそんな簡単に行くわけではないんだけれど
例えば何十年か経ったとして家を売ったとする
だけど上空の空中権だけを転売した背景があるとちょっと売れづらいわけ
だって次の買い手が買っても容積率をフルで使えない可能性があるからある種の条件付きの物件なわけよ
こういうことは時々起きるんですよ
だから俺らのガソリンスタンドで言ったらその地下バージョンでしょう
全く別の人がそこを所有してるっていう新しく建て替えたりとかする時に若干ややこしい
地下に面倒な所有者がいるっていう面白い展開になるんじゃないかなっていう風に仮説を立てていまして
土壌パラサイトみたいな?
自分の家のローンが払えなくなって差し押さえられるとかって上空と地下のコレを俺に設定してもらえたら面白いなと
そうすれば事故化して競売で誰も買い手がつかずに安く自分で契約できるかもしれないと
理論上の話だから実際どこまでそれができるか分からない
これを「リアル座敷わらしスキーム」って呼ぼうかなっていう話
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