優越的地位の濫用

これ裏でサポートしてる労働組合の話なんです

とあるスポーツの名門校の花形の部門っていうのが突然1年以内に閉鎖することになったと

でもその部門だけで学校の全体の1/3ぐらいの売り上げを担ってる

しかも会員数も1700ぐらいいるから近隣の利用者なんかも騒然としてるわけよ

うちの関係者の1人の子供が通っているので他人事じゃないから助けてあげようって話

当時先生たちも労組作ったりそのサポートみたいなことを弁護士たちとしてるわけですよ

それから半年ぐらい経ってんだけどこの問題って中居君がやってた戦略と同じで

学校側は一貫してその守秘義務みたいなことを盾にして表だった情報っていうのを全体的に共有しようとしないんですよ

ずっとだんまりを決め込んで貝になっちゃってる状態なのね

でも裏ではちょこちょことは進展してまして

例えば未払い賃金があったりとかハラスメントの問題があったみたいなことで既に労基が動きだしてんですよ

一応その中で署名活動とかもしているから地元の議員もちょっと興味を示し出して

こんだけ動くんならちょっとやってみてもいいってことでいまヒアリング調査が始まったんですよ

さすがに閉鎖までを撤回するっていうのはいかないにせよ

もしかしたら多少の延期は目指したいなと思ってるんだよね

後は今建築費なんかも高騰してるから今回これって全部なくして新しいの建てますっていう形ですごい建築費かかる想定なんだけれど

これが高騰しまくってるからなんか中野サンプラザみたいに工期がどんどん遅れてくれると面白いなと思ってんだよね

そんな形で一連の活動舞台として教員たちに労組作らせて学校と闘争させまくってるんだけど

閉鎖された場合想定して退職金の戦いとか転職先の交渉についても同時に今学校側とずっと協議してるわけですよ

こうなると学校側にとって組合の人間っていうのはちょっと鼻につくわけですよ

だからちょっと意地悪な事が少しづつ始まってきてるわけ

学校側の方が例えば組合に入ってる人と入ってない人でちょっとした差がついてきてるんですよ

例えばミーティングに参加させてくれないとか会社の資料が自分に配られてないみたいなちょっとこう微妙な陰湿ないじめとも言えないことね

そんな中で組合のリーダーが実質2万円とか3万円被害のミスをしたの

これに対して学校はもう憎き組合のトップのミスだからそれみたことかっていう形で非難轟々たる声をあげるわけよ

やれ始末書出せとか解雇事由になるだとかで困ったそのリーダーから「どう対応すればいいですか？」って相談だったわけ

あなたががリーダーだったらどうする？

その理不尽さというのが何なのかっていうことを立証する必要があるわけ

なので同じようなミスが過去にあったのか全部調べてったの

そしたら同様のケースが過去に10年間だけで5件はあったのよ

でその5件のおかしたミスをしたスタッフたち全員に当時どういう処分だったっていうことを聞いてったの

そしたら誰も書面なんて書かされてないって返事が来たのよ

あれれ？あれれ？なんで今回だけ？って

基本は前例を作ったらずっと踏襲しなきゃいけない

それ厳しくすると今みたいにえこひいきとか自分だけは不当な扱い受けてるって反応は必ずできるわけ

情状酌量するならずっと情状酌量を続けなきゃいけない

今回そういう不当な物が来たものに対して掴んじゃったんだよね

向こうが最終的に通達書かなんか出して来たからあほよね

俺はそれが来るの待ってたからずっと無視しとけって

あるいは「僕だけなんでですか？」って来た時に軽くジャブ打てって言ったわけ

その必要性ちょっと知りたいしこれまで杓子定規でもとの書面の基準は何なのかということを聞かして欲しいってことをずっと質問してたの

ガンガン質問しても向こうの理事長から全然返事が返って来なかった

だから全然基準がないことが分かっていたんでこれ向こうが動いて通知来るまで待ってたら今回来たと

その不当な書面が来たんだけど提示しろとすぐに学校側に書面送って改めて何で経緯説明書じゃなくて何で始末書なのかとか

何で僕だけなのかみたいな全部聞いたんだけれど今の所返事が無いんですよ

じゃあこれどうなるのかって

同時に労基のほうにも相談してるわけ

もう完全に優越的地位の濫用ですよねって話になっていて

このままうやむやになって行く方が彼らとしては得だと思うけれど

逆にハッキリさせちゃった方が面白いよね「その後あれに対して返答いかがでしょうか」って

そういう人たちは本当に脇が甘い

やっぱり攻撃ってすごくセンスいるし大義名分がちゃんとないと駄目なの

自分はこういう正当性があってこういう攻撃をしますっていうことをちゃんと筋道立ててから攻撃しなきゃいけないわけ

被害者っていうのはそれに対して防御してますっていうところだけでいい

だって最初ウクライナに攻撃した時ロシア凄い非難轟々だったでしょ

あれは一応理論を構築したけど周りから共感されなかったわけじゃない

そんな理由でウクライナ攻めんないよって話になったわけ

あれを最初に自分たちで逆にウクライナから攻撃されたんでやってましたみたいなことをした方がイメージが変わったわけだけど

そういう意味では攻撃って凄いセンスいるんだよね

まあこの問題は1年ぐらいまだまだ続くんですけれど

先生方には今のうちから閉鎖後のキャリアパスについて相談には乗ってあげてるの

その中で面白いのはこの労働組合のリーダーが「弟子にしてくれないか」って連絡来たの

やってる打ち合わせとか書面作成通じて「こんな仕事あるんですね」みたいな感じで興奮してて

知らない世界だったからなんか活動家として目覚めちゃったらしんだよ

でもその彼の顔って優しくて性格も真っ直ぐだからこういう仕事主導でやっていくのは多分無理なんよ

むしろダークサイドっていうのもおかしいけど裏にステップバックするんじゃなくて表舞台で活動家やった方がいいよってつまり政治家よ

前回のこの学校のある市議会議員選挙見ていったら1000集まれば市議会議員になれることがわかってんの

今回もこの闘争で署名は1000以上全然集まってるから下手するとこれいけるんじゃないかって話にもなってんのよ

動いてくれてる議員に話したら「これ全然いけるよ」ってなってて「秘書にしたげよう」って話になってるの

1年間勉強してその後市議会議員として私立学校法とかをもう一度見直すそういう環境をちゃんと整える議員としてデビューするっていう

先生が市議会議員に立候補するっていうそこにサポートするし知恵も含めて人脈も含めて紹介するバックアップもする

ずっと政治の顧問欲しかったからありがたいよ

人の人生の転機に遭遇するって面白いなと思ったよね