経営の定石を信じて失敗した社長さんたちのしくじりの話
トップページ › フォーラム › 「オンラインサロンメディズン」 › 経営の定石を信じて失敗した社長さんたちのしくじりの話
- このトピックは空です。
-
投稿者投稿
-
zero
ゲスト経営の定石を信じて失敗した社長さんたちのしくじり
この前とある社長さんの朝礼に参加する機会があったんですよ
社員15名ぐらいの朝礼にチームワークって言葉をすごい何度も連呼するのね
俺はもちろんその会社の内情知ってるんだけど、全然そこにチームワークあるようには思えないのよ
でもなんか皮肉だなと思いながら聞いてたわけ
数年前にワンチームって言葉が流行ったじゃないですか
日本ってやっぱ集団主義だからそのチームって言葉好きな人多いんですよね
そのチームワークって言葉は結構便利な言葉の反面誤解与えるなってずっと昔から思ったの
というのも結構便利な言葉じゃないチームワークって
でもね、みんなで協力して頑張ろうねみたいなやり方をすごい目指していくと
責任転嫁だったり曖昧な行動につながりやすいわけよ、責任の所在が明らかになってないの
俺はそのチームワークっていう言葉の中ですごい大好きな言葉があって攻殻機動隊っていうアニメあるじゃん
あの中にもすごい有名なセリフがあるんの
「チームプレイなんて都合のいい言い訳は存在しない」と
「あるのはスタンドプレイから生じるチームワークだけだ」って言葉があるのね
もう本当その通りで個の能力の先に結果的にチームワークがあるだけで
その前提っていうのは非常にドライなんですよ
やっぱり厳しい現実知ってる社長さんほどこの言葉って非常に共感するなと思ったんだよね
ある意味では夫婦関係も似 ててね、気を許すと家族っていう言葉で相手に甘える人が多いんだよ
これに対してさティファニーがすごい名言を残してるのね
「1人でもいられる人間がそれでも一緒になるのが結婚だ」って
つまりスタンドプレイの先にあるチー ムっていう概念がすごい大事で
キレイ事だらけのその朝礼で思わず言いたくなっちゃったわけよ、言わなかったけどねギリギリ
こういったチームとかを強調する社長が大好きなミーティングの仕方があるんです
それがワイガヤっていう言葉なんですよ
このワイガヤと言われている営業経手法の落とし穴
現場の声は聞かないっていう話、強烈なマインドを持ってる社長でも
その時々の局面においては皆を集めて話し合う機会だってあるわけです
この時によく持ちいられる議論の手法っていうので人気なのが今言ったワイガヤっていう手法なんですよ
いわゆるワイワイガヤガヤの略で役職とか年齢取っ払って、みんなで気軽に議論かわそうっていう手法なの
スタッフ全員集めて「ざっくばらんに話そうよ」みたいな
みんなの意見を吸い上げて考えを抽出したりするのに有効 って言われてるわけこのワイガヤって
これHONDAが生み出した手法なんですよ
HONDAを語る上ではすごい有名な経営手法のす
これを知ってる昭和世代の社長っていうのはこの議論のやり方すごい採用する人が多くて
例えば今も社長が就任するそのテレビ会見とかの時に
「自由活発に議論できる社風にしたい」とか抱負述べたりすることあるじゃん
ああいう人って多くの社長ワイガヤ導入してるんです
でもこのワイガヤってお穴があるんですよ
一気良さそうに見えるんですけど
結局ただ議論するばっかりで何も決まらなかったりっていう状況少なくないんですよこれ
あとずっと議論を先送りしてるだけだから
「この前もこの話してなかった」みたいなことがよく起きるんですよ
特に日本人の場合これあるあれなんです
場の空気っていうので意思決定する場合がよくあるんだよね
一見自由闊達に議論しるように見えるんだけれど
実はその場を支配してるね1人の人の空気で結構決まってるっていうオチが少なくないんですよ
今言った空気で決める意思決定っていうのかな
これもねやっぱりなんかよく根拠がなかったりするんですよね
なんか空気で決まっちゃってるものが平気で採択されてる流れってのは結構起きるんですよ
空気で決めるっていうのがワイガヤに出てきちゃうんだけれど、実はこれ何にも考えてないっていうところの穴があるかなと
さっきのチームワークと同じでね、こういうワイガヤって誰も自分の発言に責任持たない
最終的に仮に何かが決まったとしてもその最終責任者っていうのが設定されてないんよ
曖昧に誰が責任を取るのかみたいなこと 不明なまま進んじゃってるっていう問題をはらむんだよね
とはいえ多くの会社がこれを導入するわけ、ものすごい多いんだよこれ
なんかZOOM会議とかでみんなで話そうみたいなのすごい多いの
その社長さんに強烈なマインドがある場合ないいんだけれど
こういうワイガヤの時に社長さんにその局面では何の意見もないって場合もあるわけ
本当に意味では意見を集めたいんだけど
かと言って無責任な意見が乱立する中でどうすればいいかって問題が起きてくるのよ
そこの会社も同じくそういった状況だったんですが
これは簡単なんです、とにかく耳の痛いことを言える人間を介入させることなんですよ
いわゆるコンサルなり社外取締役でも何でもいいんだけど手厳しい人っていうの入れるのよ
俺もよくその役を求められたりするシーンが多くて
例えば俺と議論の中で軽口叩く社長に突っ込みいれる
適当なもの言ってるやつに対して「今の言葉お前責任持てよ」って言質とったりするんだ
結構空気とかその場の乗りでいい加減なこと言うやつって多いんだよ
言葉には責任が伴うから
「いかなる言葉もぱ攻撃も甘んじて受け入れるべきですよ」っていう指摘をするとスタッフも軽口が止まるわけですよ
このHONDAっていう会社はこのワイガヤをすごい効果的に実践できたって言われてるの
本田総一郎のパートナーのね藤沢武夫っていう人がいるんだけどめちゃくちゃ手厳しい人で有名だったのこの人
この人がいたから成立したって言われてる
お局役を買って出る人って結構大変なんですよ
仮にその役割があったとしてもまとめ切れるようなファクトをベースに会話をリードしていくのは体力必要なんだよね
そんな面倒な役を買って出る人間なんて社内に基本いないんですよ
そんな時にどうすればいいかってなると社長自身がそれやるしかないんだよね、嫌われ役を
どっかで嫌われる勇気っていうのを持って会議を断行していかないといけない
そういう部分っていうのが常にミーティングにあるのかなと思う
1番最初に「この会議での言葉っていうのは全部俺が責任を持つから」ってい形でバっとやる必要があるわけ
その中で出てきて良い加減のものはワンマンでやっていく
でもそれは最後自分が責任を取ることだから
なおさらそういう時には戦っていく必要があるっていう
やっぱり嫌われる勇気ってこういうとこにも必要なんだなっていうのをねその社長を見てと思ったよね
社員の意見を聞くとかそういうこと言ってる人って保険をずっとかけてるだけなの
全会一致に持っていくっていう話もやばい
日本とかってわりかし意見が全会一致な方がいいっていう雰囲気あるじゃん
アメリカは全く違うんですよ
ある社長さんで向こうに行った時にすっごい面白い話聞いたんだけど
「こういう文化ってどういうとこから来たんですか」て聞いたの
全会一致だと嫌だっていう人いるのよ
なんでなんですかって言ったら
元々第2次世界大戦の時に有名な話があるんだと
当時ノルマンディーだかの上陸作戦を決める時に
そのアイゼンハワーの司令官が軍法会議をするわけよ
どうやって攻めるんだっていう
全会一致で決まりそうになったわけですよ
それに危機感を持った当時のアイゼンハワーの部下かなんかがう
その出席者に途中で反対意見を言うように根回ししたの
で結果的に会議で対立構造を作り出したのよ
反対意見も大事だから?
違うもっともっと生々しい話なの
すごい面白いんだけど意見が割れると最終的にアイゼンハワーが自分で意決定を下さざる得ないじゃん
意見が割れてトップが決断すれば全責任トップに行かせることができるのよ、責任が明確になんの
さっき言った保険をかけるということを防止しようとしたのよ逆に
そもそもノルマンディ自体がどんなことやっても死者が大量に出るってことが分かってたから
失敗の責任を明確にする必要があったわけよ
流れ弾が飛んでこないようにしたかったわけその部下も
だから対立構造をうまく作り出して本人が決断をしたっていう風にして
彼に責任を流す動きを作り出さないといけなかったわけ
だから全会一致っていうのは誰が決めたのかっていう責任が曖昧なんだよ
日本の場合だったら「全員同じ意見だったから反対意見なかったよね」っていうことでいいって風にされるんだけど
それってトップの言い逃れでもできんだよ
GMの社長なんかも会議が全会一致になると会議延期するんだって必ず
一致よりも不一致のが必要だっていうから
俺もこの話聞いて面白いなと思ってミーティングで責任の所在ってのは明らかにするように心がけるようになったわけよ
「この決定は誰が最後責任持ちますか」っていうことを最後それを言えばいい
「これで進めたのはあなたでよろしいですか」て社長に言わせるとかね
あとは役員の意思決定だとしても役員たちが責任逃れしないように
「その責任をお前が取れるんだな」ってことを社長は言うべき
誰が決めたんだっていうことの責任を曖昧にしないってことだね
これが全会一致の落とし穴で日本でめちゃくちゃ起きることなんだ
いい雰囲気を醸成するとかっていうものは逆に結果的に良くない
あえて水を刺すようなことを定期的に言っていかないと駄目
ブレストの場合は和やかな雰囲気でもいいっていう風に言うね
あのレベルではそういうワイガヤ系の部分もいいんだけれど
いざそれをアクションフェーズにしていく時に、いつどこで誰が何をするそれの責任を誰が取るっていうところになった時には
非常にピリピリ した空気を持たせないと、結果的に責任が曖昧になって全部社長のせいって話にもなってくるから
成功の報酬と同じように失敗の責任っていうものを明確化させるようなミーティングの仕方っていうのはすごい大事になってくるね
そういう時には実は優しさというものの定義は違う気がする
従業員の人件費が多いっての社長が生ぬるい、ほとんどクビにできない
多いのは給与そのままどんどん上げていっちゃうわけよベースアップを毎年必ずしちゃって
各従業員とバチバチな喧嘩ができないわけ
それで過剰な経費になってて膨れ上がって新卒も取れなくてっていうパターンはめちゃくちゃ多い
やっぱ喧嘩慣れしていた方がいいよね基本的には
これが本当にできないんだったらそういう人間を副社長に雇うのか
それができないんだったら社員雇わない方がいいかもしれないね
-
投稿者投稿
