コンクラーベの話

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    コンクラーベで新しいローマ教皇が選出されました

    前回10何年前かにコンクラーベがあったと

    今回それで新しいローマ教皇が選出されなんでも初めてアメリカ出身の教皇が選ばれたらしいんですよ

    そもそもコンクラーベってどんな儀式か知ってますか?

    コンクラーベって世界中から選出された枢機卿って人たちが集まるんですよ

    その人たちが新しいローマ教皇を誰にするっていうのを投票していくのが続くわけです

    1回やって決まんなかったら2回目、3回目っていう形で今回割と早めに決まったのかな

    前回が12年前にあったらしく今回はそれよりも22人多い135人の枢機卿が集まったらしいのね

    で面白いのはその構成で前回は50の国から枢機卿が集まったと

    だけど今回70国だったんだって

    しかもその国別の内訳っていうのは今までヨーロッパ勢っていうのが50%を超えてて圧倒的に多かったわけよ

    なんだけれど今回はヨーロッパの全体に占める割合が35%しかなかったんだって

    逆にアジアとかアフリカみたいなところから増えてるんだって

    なんか日本のニュースでも割と今年2人の枢機卿かなんかがバチカンに向かったっていうニュースが流れて話題になったんですよ

    なぜこういうことが起きてるのかって言うとつまりこの12年の間にヨーロッパにおけるそのキリスト教のパワーっていうのが減退してるってことが見て取れるわけ

    でそれが何でなのかったいう話なのよ

    専門家の方が言ってた指摘っていうのがヨーロッパでキリスト教が特に若い連中に最近人気がないんだって

    なぜかって言うと既に秩序っていうのが整えすぎてる中で宗教秩序がさらに入ってくると

    めちゃくちゃそれが居心地が悪いと思う若者が増えたんだって

    だけどアジアなんかだとキリスト教的なそういう宗教的教養みたいなもの秩序っていうのは浸透していないからまだ緩いんだって

    居心地の良さがそういう風に受けているんじゃないかそれによって信者が増えてるんじゃないかっていう指摘だったのよ

    だからルールとか秩序みたいなのが浸透しすぎると逆に居心地が悪くなって違反者が増えるっていう指摘はすごい面白いなと思ったのね

    宗教って究極のコミュニティじゃない

    だからオンラインコミュニティなんかにもこういう流れって相通ずるところがあるなと思っていて

    やっぱりトラブル防止の観点からだんだんルールが増えていったりするとどうしても窮屈になってくるわけ

    本来そういうのに対して自由の動きとか自由の発言みたいなのが好きだって経営者みたいな性質の人ほど

    居心地の良さみたいなことをだんだん最初に感じ始めて違反し始めるわけよ

    だからルールをあえて増やさない姿勢というかそもそもトラブルがあってもいいっていう姿勢も

    長期的な運営においては必要な考え方なのかなっていう風になんかこのコンクラーベの変化から思ったんだよね

    今回初めてのアメリカから選ばれましたけれど

    今後のキリスト教における主要なポイントはどこになるのかっていうところはこの辺かと思いました

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