不思議な契約の解消事例でカムバックの損得っていう話

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    不思議な契約の解消事例でカムバックの損得っていう話

    これ北陸で建築の会社やってる社長さん

    地元の後輩の会社に施行の依頼をしながら地道に事業を続けて来たんですよ

    後輩君の会社と自分の会社で地元の色んな工事受けてきたと

    ただこの後輩君かなりやり手の経営者でどんどん会社を大きくしてったんですよ

    相談者自身はずっと少人数だけれど気付けば今向こうは30人みたいな逆転現象が起きたんです

    そういう流れに対して相談者自身はだんだん会社が縮小して結局資金繰りに困窮して

    とうとうこの後輩君から請求受けた1000万が払えなくなってしまったんですよ

    後輩君に渡すお金を別の所の返済に回してしまったわけです

    これもよくあることなんですけれどまあ困ってうちに連絡が入ったんですよ

    でもその人は別に税金が金融機関がっていう借金があるわけじゃない

    だから下手な踏み倒しはできないんですよ

    さああなたならどうしますか?

    後輩君との関係は大きいし長年の関係もあるし彼以外の所に発注することもできないとはいえ払う金もないと

    リスケっていうのもできるっちゃできるかもしれないけど今後受注の際にどこまでそれが上手く行くのかなって

    要は払うか払わないかだけよ

    本人だって払いたいけど払えないんだからっていうだけの話

    だから相手をどう儲けさせるかなんですよ

    こう言ったの「1000万で売却するからうち等全員後輩の会社に入れてくれ」って

    実際は価値としては1000万もなく100万ぐらいなんで残りの900は俺個人が社員として体で返していくからって契約にしようって無理やりまとめたの

    これしか無理でしょ連携できるんだったらそうしないとって

    この社長なりから毎月10万円の給与を天引きしていいから100か月ぐらいかけて天引きすれば返済できるでしょっていう形で当時無理やりまとめたんですよ

    これが6年前の話で途中コロナやらなんやらがあって色々こう遅れたりする時も有ったんだけれどなんとか半分500万まで払ったんですよ

    でこのタイミングで後輩の社長君に連絡をしたのこっちから

    ていうのもあの時の焦げ付いた債権1000万円というのはお前の会社も結局経費として損金で処理できたわけでしょって

    で彼も500払ったんだから残り全額500と言わずにもう100とか200ぐらいで手打ちにしてくれないかって話をしたわけよ

    そしたらなんとこの後輩君「もう誠意十分見たんで完済ってことで全額も良いです」っていう風に許してくれたんですよ

    稼いでてもなかなか男気あるから「ありがとう俺逆にお前らの会社に色々サポート入るよ」って入ることになったんですよ

    でここからが面白い

    「理解のある後輩で良かったですね」って

    「もうこれで全部終わりましたよ」と

    「また自分の会社として独立して社員さんきつれてカムバックできます」って

    「全員でまた新しい船出できますね」って話になったわけよ

    そしたらその相談者が「何言ってんですか俺はもうこの会社の方が良いです」って

    後輩の会社の方が居心地が良いから今後はずっとこの会社に居るよって言うたのよ

    多くの人が社長を経験してサラリーマンやるとサラリーマンの良さを感じるっていうもあるんですよ

    今の会社の方が後輩の会社の方が居心地良いよって言ってて「飯食えるし俺にたいしてのリスペクトもあるからよ」って

    「好きにやらしてくれるしもう独立はいいや」って言ってこれで終わったと

    でもこの相談者さんラッキーが続いていまして

    マイホームもお持ちで当時住宅ローン4500万ぐらいまだ残ってたのを返済ストップさせたわけです

    そしたらやろうと思ったんだけど金融機関がやりたくなくて競売が発生しなかったんです

    だって競売やっちゃったら明らかに少額で実際評価で言ったら500万とか600万ぐらいしか無い家だったから

    もう回収できない事が明らかになってしまうんでずっと放置したままにしておくケースってよくあるんですよ

    そしたらその間に時効が成立して残りの残債140万円になったんです

    だから銀行に早速「これ時効ですよね?」って連絡したら「残り140万について返済含めた協議をしたい」っていう連絡が来たんですよ

    これも後1年ぐらいすると消えるから別に放置すれば良いんですけれど

    こういう形でマイホームも無事にゲットできる流れになってきたと

    残債が一気に時効を向かえて減ると債務免除益っていう税金が発生するんじゃないですかって突っ込みされる方いらっしゃるんです

    これ債務免除益っていうのは非常に面白くて個人の場合確定申告をしてないと実際税務署って動かないケースいっぱいあるんです

    この社長さんもうサラリーマンなっちゃってるんで確定申告してないんですよずっと

    だからこの社長さんの動きっていうのを税務署の方が把握してないわけ

    だから債務免除益が発生しているけど実態上回収は来ないんじゃないかって

    今も住み続けてるし勝手に借金が消えてしまってラッキーな男だなという風に思ったと

    確定申告というのは確かにいいんですけれど税金の滞納がある人間にとって申告するイコール回収するきっかけ作りにもなるので

    確定申告しない社長さんいっぱい居らっしゃいますね

    そうするとまあ税務署から連絡や呼び出しがいっぱい来るんですよ

    「申告するお金がないんです」っていうと

    「そんなお金がないんです」って病気みたいなことをやっていると勝手に向こうが忖度して勝手にやってくれたりしますんで

    やり方が分からなければもう勝手に放置して税務署にやらしておくんのも1つです

    そもそも税務署というのは調査をする所の部門と回収が別の部門って別なんですよ

    全然性質が違うので回収部門の人間はわりかしゴリゴリですけれども調査とか申告する方の人間というのはわりかし市民に寄り添ってくれますのでお優しいです

    仮にその申告した内容が無い場合には徴収もできないんですよ

    ここまでいうとどういう意味かなっていうのを後はさっしていただきたいんですがそういうことでございます

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