面白い質問をいただいたんです
「地面師に自分の土地を狙われない方法ありますか？」というご質問なんですよ
なんか面白いなと思ってそもそも地面師っていうのはその土地を詐称して買い手から金を奪う行為じゃない
ドラマで言ったら神社かなんかで元々は温泉旅館みたいなとこだんだけどそこの地主に対して特に被害はないわけ
買った会社の方からお金を取るっていうスキームだったけれど土地の所有者が基本被害受けるような問題何も無いんだけど
おそらくこの質問者っていうのは地面師含めて外部から何か攻撃を受けた場合にどうやって土地を守れますか？っていう意味だと思うんだよ
その前提で質問に答えるとすると最近も似たような質問受けたのよ
そこ金持ちの親がいていわゆる超高級なマイホームっていうのを狙われるかもしれないって懸念してるボンボンの息子がいたわけ
自分の親は恐らく不倫してたりとかしてるから愛人にたぶらかされたりとかっていう形で
自分が知らない間に自分のパパの家とかに何かイタズラされたら困るっていう風に相談を受けてたの
問題は意思決定権がない子供っていうのがいつか来るかもしれないその悪意ある第三者っていうの
親の資産を守るために今のうちにどんな予防策を打てるかっていう風な質問だったわけよ
親はまだボケてないし今は協力的だけど相続とか色々処理するっていう風な金もまだそこまで動かす勇気も親には無いと
意思決定権がないあなたならどうしますか？
毒には毒をもって毒を制すっていう形なんですけれど
これまさに自分の自宅の方を見た目を腐らせればいいんです
要はその自分のマイホームの謄本がきれいすぎる状態だと悪意ある人間っていうのはそこに手をつこうとするわけですよ
だから簡単に言うと自分の家を小綺麗な状態じゃなくてボロボロの状態にすればいいんですよ
これ手に付けても駄目だとまで言わないにしてもちょっとだけ綺麗な状態にしておかないっていうのが大事で
その場合っていうのは自分の子供の名なりでね親の土地に対して根抵当っていうのを仮登記で付けておくの
そうすると仮に狙ってる人間というのが現れた場合絶対その根抵当設定者に対して連絡が行くの
「お父さんの自宅について聞きたいことがあるんですけれど」みたいな感じで
そうすれば初手で対応できるじゃん「 あなんか来たな」って
そうすると初めて「お父さん今のうちにこうこうなるから今のうちにこうしようよ」って相続の話まで持っていけるから
一番最初の入り口のところのセンターラインに 根抵当権の仮登記って守り神としてよくやるんだよ
その根抵当の仮登記なんてただの枠の設定だから実費3万ぐらいでできるのよ
で別に抵当権みたいな形で金移動しなくていいから守り神がちょっと簡単に設定できるんだよね
