競業避止義務負違反のスタッフの話

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    社内のスタッフが結構楽しめるトラブルを引き起こしてくれたんですよ

    簡単に説明すると昨年末にうちのOBが店長候補として出戻ってきたんですよ

    まあ彼はもともと独立して都内で店を出して一旦成功して10年ぐらい自分で店やってた

    だけどコロナで採算取れなくてなんかちょっとやらかしたみたい

    大きい箱だったからスタッフも多くて大変だったんだと思う

    その後自分で精算行為を弁護士として店と家とかも売り払った後に最終的に残ったのは借金が300万ぐらい残った

    とある六本木の飲食店のオーナーさんが300万ぐらい貸してくれてそこで働いていたと

    けれどそこのオーナーさんと上手くいかなくなっちゃってうちのところでどうですかみたいな話になった

    300立て替えてある意味では身代金的な形で払ってあげて返済原資がないんだったらこっちで働いてもらうっていうことで店長待遇みたいな形で迎えて働かせてたんですよ

    ただいざ働いてみるとまあポンコツだったわけ

    キーマンになって現場を別で回してたのかわからない

    そこの店に5年に1回ぐらいちょろっと行った時にも結構キーマンなる別のスタッフいたよなっていう感じだった

    その彼が優秀だったわけじゃないのかもしれないと思った

    実際にうちで働いてても他の社員からあんまり評判が良くないんですよ

    そのOBが働いていた時ってうちの先代の時の経営だったんだけど

    俺の世代に変わってから多少システムも社風も変わって違うわけよ

    だからある意味では当時のスタッフにとって少し馴染みづらい環境でもあるのよ

    最近世間ではアルムナイ採用って言って出戻りの社員を戻したりする 求人って凄い流行ってるんだけど

    これって所謂2代目社長とか1代目社長との社風が変わった後の会社にとってはマッチングするかっていうと微妙なんだよね

    当時の社風で来る奴がうざいってのもあんのよ

    もう違うのにあの時の雰囲気で持ってこられるとかえって馴染まないみたいな

    とはいえね様子見ましょうってことで半年ぐらい様子見て行く中でうちの若手のホープが突然副業したいって言いだしたのよ

    別に副業は認めてるからそれは問題無いんだけど「どこ行きたいの?」って話をしたら「既に話は付いてます」みたいな

    そのOBの古巣だった六本木の店を名前出したのよ

    「何でそこ?」って聞いたら

    「その元OB店長候補が斡旋してくれました」って言うわけ

    「おいおいおいおい」とすぐ元OB呼び出しですよ

    で聞いたら悪びれも無く「その古巣のライバル店に斡旋しました」っていう風に自分で言ってくるわけ

    その六本木の店っていうのはうちの店とわりかしポジショニングが似てるんですよ

    だからうちのOBとかもそこで働いていたからこっちに来たって柔軟に対応できるわけ

    システムも組んでそんなに変わんないから料理とかターゲットも同じだったりするしね

    そっちになんでうちの現行のスタッフ引き抜かせようとしたんだと

    あえてうちのスパイやってんのかなって風に思っちゃったわけ

    300の債務こっちに承認さしといてそれでこっちに乗り込んで来てスパイで引き抜きやってんじゃないのかなと思ったの

    そんでその元OBとうちのホープの若手が「副業規定に違反してないですよ」って言うわけよ

    「いやちょっと待って副業規定は違反してないけど競業避止義務負に違反してるだろ」って

    「ああ」とか言うわけ

    その元OB店長にも言ったの「お前が結果的にスタッフの違反を自らサポートしてる自覚はある?」みたいな話すると

    「なんか言ってることがよく分かりません」みたいなその危機感のなさに怖くなった

    すっとぼけもここまで来ると怖いなと思って即店長の待遇剥奪してそのライバル会社の斡旋もすぐ中断させたんだよ

    その1連のやり取りも全部録音してその証言を書面に起こして処分の書面もちゃんと作って警告したと

    とはいえ重大さ深刻さみたいなことを聞いた上でその店長が反省する姿勢は見せてたから役職の剥奪ぐらいで終わらせてはいたんだけれど

    これもし反省する素振り見せなかったらどうしようかなってずっと考えたの

    俺はライバル店の方に攻撃仕掛けようと思ったのよ「お前スパイ送ってきたの?」って

    こっちの店だって分かってて引き抜きみたいなこと画策してるよねっていう風に通知出すわけ

    だって同じ村のこっちのポジション高いわけだから向こうとしたら嫌だよ

    そういう紳士協定が我々の村には暗黙の了解であるの

    そこで仮にバチバチに双方のお店が法廷的な論争になったとするよね

    そしたらさこの店長に波及的に弁済責任が及んでくるように誘導できるわけよね

    「お前がことの発端だからな」という風に詰めて行きたいんで「ライバル店さんよろしくお願いします」とも言えるんだよ

    「あんたんとこまで行かせないけど俺としてもそれやる必要がある」っていう話をすることもできるの

    こうやってスタッフへの処分っていうものとにかく徹底的に何でやる必要があるのかは他のスタッフへの牽制になるから

    それによって揉めるとこいつやるとすげえ面倒だなと思わせることを社内でやる必要があるわけ

    見せしめプレイっていうやつスケープゴート的にわざとこういうのをやるわけ

    そういう噂が逆にそのライバル店を通じて他の所にも回った方が都合いいのよ「あそこから引き抜くの面倒くせえぞ」って

    こうやってちっちゃい火種をどんどん大きくしてってその当事者なりとかをどんどん追い込んで行くっていう流れ

    これですごいの人気映画がアウトレイジっていう映画ですよ

    あの映画も最初の発端って風俗嬢をボコボコにしたボンクラのピエール瀧がいたわけよ

    ピエール瀧が韓国かなんかの風俗嬢ボコボコにしてその詫びに行ってそこでヘタうつわけよ

    そしたら日本のヤクザと韓国ヤクザの方でどんどん双方問題が大きくなって行って結果的に最終的にピエール瀧自身が殺されるって展開なのよ

    あのレベルじゃないけれどああいう揉め事をどんどん起こしてて当事者に対してある意味お灸を据えるっていう行為が必要だったりするんだよね

    だからスタッフに始末書とか書く時と書かない時の基準まで用意しておいた方がいいんだよ

    でかめのミスなのかちっちゃめのミスからやるのか

    よくあるのは備品設備を盗んだりとかあるわけよ

    この時にどういう処分をするのかっていうのでその記録を残しておくことがすごい大事なのよ

    例えばその人に対してどんな責任があって会社はそれに対してどんな処分を下したのかみたいなことを全部経緯としてまとめておく必要があるわけ

    前例として残しておくと2、3年後に同じ問題が起きた時に今まさに言った前例みたいなことを同じように処分として踏襲することができるわけよ

    逆にちゃんと前例を踏襲しないと「なんであいつは去年ああで今年の僕はこうなんですか」みたいな反論されちゃうわけ

    だからちゃんと反省文の類とかも全部そうなんだけれど明確に反省したとか書面に残しておくことって凄い大事

    けど中小の社長って周り友達だったりとかちょっと仲良い自分から雇ったスタッフとかだったりするから

    なんか仲良しこよしですげえミスに対して寛容だったりして丸め込もうとする人多いんだけど

    そこに甘い対応するとそれがすごい前例になるんだよね

    こう言うのって社員めちゃめちゃ共有してるから

    そうすると他のスタッフまで前例持ち出してその甘い処分しちゃった場合はすごい足元見るんだよ

    処分に関してのルールってのはすげえ心を鬼にして徹底した方がいいんだよね

    そういうこと言うと「もっと優しくしろ」とか言う人いるんだけど

    基本経営の世界で優しさって甘さしかないから意味ないなと思うよね

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