ラーメンから考える情報量の多さの話
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ゲスト先日ラーメン好きのクライアントに誘われてラーメン屋が嫌いな私がしぶしぶ久しぶりにラーメン屋に行ったんですよ
私はラーメンが嫌いなわけじゃないんです
ラーメン屋が嫌いなんです
何が嫌いって980円ごときで腕組んでんじゃねーよと思うわけ店側に
あの調子乗ったタイプの感じが嫌いなんだよ
同時にそんな店を回遊してグルメぶるあのソムリエ連中も嫌いなんですよ
三桁円の料理で牛丼やハンバーガーのセットと同じぐらいなんでしょ
そんな人でソムリやってる人いないじゃん
価格エリアとしては同じなわけでしょう
そのところでソムリエやられちゃったらっていうのがあるわけですよ
俺ラーメン界隈全部見下してる男だから
もちろん並んでチケットも買いましたよ
並んでんだけど十分経ったらちょっとイライラしてたんだけど
この間に「ここのラーメンが結構美味しいらしいんですよ」みたいなの流行りらしい脳書きが多いわけですよ
なんかああいう前情報で食事するやつってもれなく味覚ないやつが多いんだよね俺の周りには
「ああそうなんですね」ぐらい
でも確かにそのラーメン最初は美味しかったの
でもこういうのってよく陥りやすいパターンなんだけれど
最初が美味しいものっていうのは往々にして情報が多すぎるってよく言われてるの
情報が多い多いものほど最初が美味しいっていうふうに言われてるの
つまりラーメンの中に味が重ねすぎちゃっていろんな要素が入れすぎちゃってるの
こういう情報量の多い料理って言われてるものは途中で舌が疲れてくるの
結果的には途中で飽きてくるっていうふうに言われてるのね
だからしょっぱなの味が美味しいっていう料理はもれなく飽きられるっていうふうに西洋料理でも言われてるから
最初にインパクトあるんだけれど情報量を少なくしろって心がけよく俺たちのレストランでもするわけ
情報量が多いっていうのは複雑なことでもあるから頭が疲れてくる途中で
ただ塩気が強烈に強いとか酸味がすごく強いというふうに際立つものっていうのはシンプルでありながらもインパクトが強いわけ
こういうものはよしとするんだけれども複雑なものでボリュームでいろんな情報が入ってくると舌が疲れてくるから
これをいかに最初に行わないかっていうのが基本のセオリーだったりするわけ
これはワインも同じで一口目のファーストインパクトが美味しいってワイン
非常に複雑で雄弁にものを語ってくる美味しいなってものって途中で飽きてくるって言われてんの疲れちゃうんだよ
だから美味しさっていうのはずっと美味しいっていうのがいいわけじゃないの要は緩急も必要だってこと
そのラーメン屋さんもクライアントもわかってないのよ
だから美味しいですねっていう彼に対してその話を途中でして最終的に俺半分以上残しちゃってるわけ
きっと二度と彼から誘われることはもうないのかなと
舌が疲れてきちゃうからお腹がいっぱいじゃないんだけどお腹いっぱいになっちゃうってことよく起きるのよ情報量の多い食い物
これは特に体力が少ない高齢者だったりとか女性は特にそれを感じがちって言われてる
似たような話である映画が大失敗をしたの
それはアクション映画なんだけれどアクション映画と言ったらやっぱ醍醐味はバトルシーンじゃない
じゃあずっとバトルシーンにすればいいんじゃないかっていうことで一時間40分ずっとバトルシーンの映画を作ったの
で蓋開けたら皆さん途中で帰っちゃったわけこれと似てるの
つまりずっと緩急がなくてずっと見応えがあるものずっと味ごたえがあるものっていうのはみんな途中でお腹がいっぱいになってしまうのよ
だから舌にせよ視覚にせよ情報提供の量っていうのはある程度までに抑えたり緩急がないと飽きられてしまうんだよね
そういう話を彼にするんだけど最後まで伝わったことかわからないけどね
その彼「なんで残したんですか」って「残した理由なんでですか」って言われて
「これって初動の時はこうでこうでこうだよね」って言い出したら
だんだんだんテンション下がっていって最後すごい空気になっちゃった
私をラーメンに連れて行っても誰も得しないので誘わないほうがいいと思います
変なプライド高いラーメンなんかに連れて行かれた日には俺スタッフに多分もうキレ倒すと思う
「ラーメンごときが何なめて口きいてんだコラー」って
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