救済者による裏切り

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    zero
    キーマスター

    これねちょっと面白い話で 昔ね自分が世話になった先輩社長から相談が来たのよ
    「俺の取引先の会社が潰れそう」だと

    そこが潰れるとこっちも連結で倒産するから
    その会社を救済してくれって相談だったのね
    連結倒産のされそうな側の社長からの相談だったの

    このパターンも割かし多いんだけ、その先輩社長の指示に従ってAっていう会社なんだけど
    その潰れそうな会社はね、そこを半年間かけて再生したら無事に再生できたわけよ

    先輩の社長にも恩返しできて一件落着ってなったんだ
    けれどもちょっとその後に 不思議なことが起きたのよ

    救済したAっていう会社の代表がコンサル費用を巻き上げられるっていう風に懸念し始めたの
    俺はその先輩に単純に手伝いしたかっただけだから
    そもそもそのA社っていうのに対して請求する気 なかったのよ

    だから当然請求書も出してないわけよ
    でも当然さんそういう前提がやっぱ信用できなかったんだろうね
    こともあろうかさその俺他に対する支払い義務は ないっていうことをいわゆる債務不存在 の調停を仕掛けてきたね

    もう意味不明だしさその先輩社長も
    「なんかすまんなって」何度も謝ってくるわけ
    まあ飼い犬に手で噛まれた感じなんだけどさ

    わかんないけどA社も本来だったら裁判するのが自然な動きなんだけど
    そもそも 我々からしたら請求されてないから被害出てないわけよ
    だから裁判の起こしようがないわけよ
    だから調停にしたわけよ

    話し合いということですよね なんだけれども調停にしたのが逆に向こうにとってはまずかったわけ
    というのも調停っていうのは本来和解とか痛み分けみたいなのが基本だったりする
    なので調停で言われたの

    「僕はボランティアだ からお金いらないんですよ」って主張したわけ
    そしたらさ向こうのねその調停委員がさ
    「むしろ100万 ぐらい払うべきだろう」っていう風に逆にAに示しちゃったのよ

    うちは最初からいらないって言ってたのよ
    ほんと不思議なんだよね

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