経済的に余裕がある人は助ける必要がない話

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    金持ちの道楽

    これ半年くらい前から介入してる資産1000億超えてるアメリカ人の旦那さんがいる金持ち夫婦の事例です

    うちは借金の人たちばっかだから金持ちっていうところはあんまり触れないんだけどね

    説明すると5年前にこの夫婦の道楽でオーガニック系の事業を国内にいくつか立ち上げて各地に会社をたくさん持ったんですけれど

    どれも鳴かず飛ばずで億単位の損失を毎年計上してたんですよ

    オーナーは現場に行かないで現場任せにしてるんです

    年々色んなトラブルが起きて社長の彼もだんだん鬱気味になっちゃったと

    現実逃避で日本に普段から居ないでしょっちゅうハワイ行ったりとかそういうリゾート地に行きながら回復してたと

    こうなると当然のことながら各社長さん達というのはいろんなことするわけですよ

    「私の旦那さん今鬱病でできないからあんたたちのほうで後片付けも含めたその全部精算やってほしい」との依頼

    なんか思ったよね1000億あっても鬱病になるんだと思って

    当初はライフワークだから一部残していきたいとか言ってたんだけど

    躁うつ病が発症しているのかしょっちゅう意見が変わるわけよ

    どうせ向こうから文句言われたらその時対処すればいいやと

    これもう付き合いきれないなと思って勝手に進めてたの

    どう考えてもどれも精算しなきゃいけないレベルだったんです

    だけれどその各会社の社長してる連中らはこの数年間に夫婦の金を中抜きすることに慣れてたんで会社たたまれたら困るわけですよ

    だってみんな何もせずに勤務で月50万とかもらってたからね

    しかも会社の金でいろいろと横領もしまくっててったので

    向こうがこの半年間なんくせつけては時間を稼ぐことばかりに躍起になってたんですよ

    メールが来ないとか情報を出さないみたいなので俺らは各社長をガンガン攻めるような形の方針をずっとしてたんですよ

    けれど向こうは被害者のプレイを演じるようなわけですよ

    印象に残ったのはその各社の1つに女性社長がいたんですけれど

    オーナー夫婦に「マタニティハラスメント受けた」って言って鬱の診断書提示してきたんですよ

    マタニティハラスメントって知ってる?

    要は育児と仕事の両立みたいなことを妨害するような行為

    そんなの普通当たり前じゃん育児と仕事の両立を阻む行為ってなんなのっていう

    そもそもその人社長なんで社員じゃないし関係ないだろっていう話なんですよ

    なんだけど雇われ社長だからマインドがサラリーマンなんで経営意識がないみたいな

    だから「これ全然戦っても何の問題もないですよ」って

    そもそもハラスメントってのは上司が部下に対してすることだからステークホルダーがすることには適用されないしっていう

    なんだけれどこの夫婦は喧嘩したがらないんですよ

    「もう示談にしよう」って本当に金持ち喧嘩せずってやつですよ

    さらにその話を丸めようとしてることを他の情報聞いたら他のエリアの会社の社長たちも似たような主張しだして退職金的なものをワンチャン狙い始めてきたの

    前例を作るっていうのは本当に怖いことなんですよ

    これよく新米の社長さん中小零細の方で対象の社員がかわいそうだからって良かれと思って前例作るでしょ

    すぐ他の社員にバラすんですよそういうのって

    そうすると「何とかちゃんにはやってくれたのにどうして僕は」っていう形でいつの間にか既成事実として全部残るから絶対前例作りってしちゃだめなのよ

    やるんだったら今後5年10年とこのルールがちゃんとパターン化できるような形で適用されるように考えなきゃいけない

    だからその会社もすぐに他の人間たちが付け入ってきたわけよ

    まあ夫婦はそれでも1000億あるから1億くらいの問題解決金とかしても全然オッケーって発想なのよね

    もう呆れるんだけど極め付けがその会社の1つの財務処理がもう雑すぎてあらゆる点で税務署から否認されるリスクっていうのが出てきたわけよ

    「この数字なんですか」みたいな全部使途不明金みたいな

    そもそも横領されてまくってるからその責任も社長曰く「自分に責任ないですオーナーの指示に従ってやりました」みたいな

    多分税務署のほうも金持ちのオーナー狙えるんだったら狙った方がいいわけよ

    だからこれは税務署が実際にその社長の方側に付くんじゃないかっていうリスクもあって

    最終的にその会社の精算も含めて全部その夫婦がやるっていう風に社長たちと決めてたらしいんだよ

    いくら債務超過なっても全然オッケーみたいな状態になってるからこれどうしようかなと思って

    とりあえずうちの財務担当と今のうちにこういったこと全部対策しましょうみたいな話をいっぱいするんだけど

    とにかくこの夫婦もう鬱気味だから現実逃避してるわけよ

    しまいにはこう言ったの「面倒だから全部重加算税発生したら払っちゃって」って

    金持ちの思考は違うよね「税務署とも争いたくない」と

    ていうか全部金で解決するってすごくない?

    俺たちは1番そこを避けるために建て付けをどうこうって考えるわけじゃない

    「もう面倒くさいから全然いいわ」っていう感じなのよ

    その話を聞いて全部金で解決されたら俺の出る幕は1ミリもねえなと思ったわけ

    何か金持ちと相性悪いんだなって思ったよね今回

    確かに俺が求めてるのは困ってる人なんだなっていう風に改めて痛感したよね

    そういう反対の人たちと仕事するのもある意味ではカルチャーショックでありました

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